2024年6月7日、Billboard JAPANから、2024年上半期Billboard JAPAN 総合ソング・チャート”JAPAN Hot 100″が発表されました。今回はこのランキングをもとに、2024年上半期に日本で流行った曲を見ていきたいと思います。
Top 10
トップ10は以下のようになっています。


1位 Bling-Bang-Bang-Born / Creepy Nuts
一位はCreepy NutsのBling-Bang-Bang-Bornでした。これはもう反論の余地なしでしょう。
2024年1月7日リリース。テレビアニメ『マッシュル -MASHLE-』第二期「神覚者候補選抜試験編」のオープニングテーマとして書き下ろされました。アニメの人気もさることながら、中毒性の高い独特なリズム、そしてTikTokなどでの「BBBBダンス」の流行も人気を呼び、瞬く間に大ヒット。集計期間中で通算16回の首位を獲得しました。
また、人気は日本国内だけにとどまらず、海外でも大ヒットを記録。ある週のBillboard Global Top 200では8位にランクインしました。Top10に入るのは、LiSA「炎」、YOASOBI「アイドル」に次いで3曲目になるそうです。
上半期のストリーミングチャートでも、3億4800万再生で二位に大差をつけて一位になりました。
2位 晩餐歌 / tuki.
二位はtuki.の「晩餐歌」でした。
2023年9月29日にリリース。もともとはTikTokで弾き語り動画が公開されていただけでしたが、それが話題となりその後各種音楽サービスで配信が開始されました。
2023年12月6日公開のBillboard JAPAN Hot 100で8位にランクインして以降トップ10を長くキープし続け、見事上半期総合で2位を獲得。中学三年生という若さで作詞・作曲を全て手がけたというのだから驚きです。2024年7月10日にはストリーミング3億回再生を突破しました。
また、Youtubeでは優里とのコラボ動画が公開され、話題になりました。
3位 アイドル / YOASOBI
三位は2023年総合一位だった、YOASOBIのアイドルがランクイン。
2023年4月12日リリース。テレビアニメ『【推しの子】』第一期オープニングテーマとして書き下ろされました。配信が開始されるやいなや異常なスピードで再生回数を伸ばし、わずか5週間でストリーミング再生一億回を突破(歴代最速)、2024年4月24日には7億回再生を突破しました(歴代最速)。
また、海外人気もすさまじく、アメリカを除く全世界の音楽チャートであるBillboard Global Excl. U.S.では日本の楽曲としては初の1位を獲得。Billboard Global 200においても、日本の楽曲では最高位である7位を獲得しました。
2023年の紅白歌合戦では、YOASOBIが「アイドル」を披露している最中にk-popなどの様々なアイドルグループがダンスを披露するというスペシャルコラボが行われ、話題になりました。2023年は「アイドル」の年、と言っても過言では無いくらい、世界的な大ヒットを記録した楽曲となりました。
4位 唱 / Ado
四位はAdoの「唱」でした。
2023年9月6日リリース。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのハロウィンイベント「ハロウィーン・ホラー・ナイト」とのコラボ楽曲として制作されました。
Billboard JAPAN週間チャートでは通算12回の首位を獲得。2023年9月20日公開のチャート以降21週連続でトップ5以内をキープし続け、2023年下半期を代表する楽曲となりました。
リリース時期の遅さが影響して2023年の総合チャートでは順位を伸ばしきれませんでしたが(17位)、2024年上半期では見事4位を獲得しました。
5位 ケセラセラ / Mrs. GREEN APPLE
五位はMrs. GREEN APPLEの「ケセラセラ」でした。
2023年4月25日リリース。テレビ朝日系ドラマ『日曜の夜ぐらいは・・・』の主題歌として書き下ろされました。Billboardの週間チャートではとりわけ目立った順位を獲得していた訳では無かったのですが、着実に再生回数を伸ばし続け、2023年総合チャートでは23位にランクイン。2024年上半期では見事トップ5入りを果たしました。また、2024年7月31日には、自信5曲目となるストリーミング4億再生を突破しました。
さらに、2023年末には第65回レコード大賞を受賞し、話題になりました。
6位 怪獣の花唄 / Vaundy
六位は怪獣の花唄でした。
2020年5月11日リリースと、トップ10入り楽曲の中では圧倒的にリリース時期が早い曲となっています。実際この曲はかなりの遅咲きで、リリースから138週まではトップ20にも入っていなかったのが、第73回NHK紅白歌合戦での披露により一気に知名度を伸ばし、2023年1月11日発表の週間チャートで突然三位を獲得しました。それ以降はかなり人気が続き、2024年8月現在(リリース後222週)までずっとトップ20位以内をキープし続けています。
累計ストリーミング再生回数では、自身最多となる7億回を突破しています。
7位 幾億光年 / Omoinotake
7位はOmoinotakeの「幾億光年」でした。
2024年2月28日リリース。TBS系テレビドラマ『Eye Love You』の主題歌として書き下ろされました。Omoinotakeというバンド自体、なかなかヒット曲が生まれず苦しい時期が続いていたと本人が語っていましたが、見事この楽曲で念願の大ヒットを果たしました。個人的には、TikTokでバズったのがかなり大きな要因なのではないかと思っています。
Billboard週間チャートでは比較的速く順位を伸ばし、4週で早くもトップ10入りを果たしました。その後も根強く人気が続き、2024年4月24日にはチャートイン12週でストリーミング1億回再生を突破しました(史上6位タイの速さ)。2024年に1億再生を突破したのは、「Bling-Bang-Bang-Born」に続き2曲目となります。
8位 SPECIALZ / King Gnu
八位はKing Gnuの「SPECIALZ」でした。
2023年9月6日リリース。テレビアニメ『呪術廻戦』第二期「渋谷事変」オープニングテーマとして書き下ろされました。
チャートイン1週目にして4位を獲得して以降、長期に渡って高順位を維持しました。2024年7月24日には自身最速で累計ストリーミング再生回数3億回を突破するなど、かなりのペースで再生回数を伸ばしています。しかしチャートイン33週以降トップ20から外れている状況が続いているため、2024年総合ランキングではトップ10に残れるか、といった状態です。
9位 勇者 / YOASOBI
九位には、三位の「アイドル」に続いてYOASOBIの楽曲である「勇者」がランクインしました。
2023年12月13日リリース。テレビアニメ『葬送のフリーレン』第一期のオープニングテーマとして書き下ろされました。
アニメの爆発的な人気もあって、登場からまもなく再生回数を伸ばし、チャートイン2週目で最高位となる2位を獲得。13週連続でトップ10入りを果たし、2024年1月10日には自身15曲目となるストリーミング1億再生を突破しました。一億再生超え楽曲の数は、Mrs. GREEN APPLEに続いて二位タイ(Official髭男dismと同率)です。
31週以降トップ20から外れているので、こちらも2024年間トップ10に残れるか微妙なラインです。
10位 花になって / 緑黄色社会
10位は緑黄色社会の「花になって」でした。
2023年12月6日にリリース。テレビアニメ『薬屋のひとりごと』のオープニングテーマとして書き下ろされました。緑黄色社会らしからぬ、短調でロックな雰囲気が特徴の楽曲となっています。
週間チャートでは最高位8位と、とりわけ目立った順位を獲得していた訳では無かったのですが、アニメ人気もあって着実に再生回数を伸ばし、2024年4月3日には「Mela!」に続いて自身2曲目となるストリーミング1億再生を突破しました。しかしこれも25週目でトップ20から外れているので、2024年間トップ10に残るのは厳しいかなあという状況です。
ちなみに、MVはかなりネタに走っていて面白いので、是非一度見ていただけたらと思います。
2024年 年間総合ランキングはどうなる?
気になるのはやはり2024年年間総合ランキングですが、正直上半期チャートとさほど変わらないのでは無いかと考えています。
今(2024年8月)から新しくリリースされても多分遅いでしょうし、上半期にはランクインしなかったがこれから伸びそうな曲というとあまりない(ミセスの「ライラック」くらい?)印象なので、下位3つが入れ替わる、という程度に収まる様な気がしています。
また時期になったら、年間ランキング予想もしたいと思います。


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